2007年05月29日

メメント・モリ

相次ぐ二人の死。
松岡利勝と坂井泉水。

ショックだったな。
特に坂井泉水(ZARD)は、オイラ大好きだったんだから。
人生で一番最初に買ったCDも彼女の唄う「MY FRIEND」だった。

~あなたの声を聞いてると とても優しい気持ちになるのよ
  このままずっと忘れたくない 現実(いま)が想い出に変わっても~ (「心を開いて」より)

まさにこんな感じ。


松岡さんも、自ら命を絶ってしまった。
「言えばよかったのに・・・」なんて思いは勝手極まりないのだろう。

彼にも「間柄」があるのだから。



哲学をやっていると、「死」について色々と考える。

自らその命を絶ってはいけない。
自殺からは何も得るものはない。しかし、生きていれば、「あの時死ななくて良かった」と思えるようにいつかなるはずだ。

という想いを私は持っている。
けれども、今回の件に関しては、その想いが揺らいでしまう。
当人の思いを知る由も無いけれども、辛さや苦しさってのはオイラなんかとは比べ物にならないものがあるだろうから。

それでも言えるのは
これが結末なら、あまりにも悲しすぎる。

メメント・モリ


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この記事へのコメント
 はじめまして。せさみんと言います。書いて下さってありがとうございます。もちろん、本人にしか分からないことがあります。私には何の解決のお手伝いもできません。それでも私は、「死なないで」と言いたいと思います。理由は説明できませんが、そうしないと「自分が今生きていること」さえも否定してしまいそうな気がするからです。生きたいのに死ぬ人があり、生きられるのに自ら死ぬ人があります。人の命は自分の手の中にはないのだと思わされます。
Posted by せさみん at 2007年05月29日 09:14
ホント、びっくりだよね~。。
農水相には、生きるって言う選択はできんかったんやろか・・・
生きて、やらなくちゃいけない責務をしてほしかったなぁ~。。
坂井泉水は、生きるって言う希望をはたせんくて、悔しかったやろな~。。
運命っちゃ、うまくいかんもんやねぇ~。。
Posted by スイッチ at 2007年05月29日 11:02
お二人ともいろんな意味で残念でなりません。。。
「死」について。。。確かに考えますね。
哲学家の名前は忘れましたが、「何故人を殺してはいけないのか」っていうことについて
論じていた人がいましたよ。

どちらにしろご冥福をお祈りいたします。
Posted by あしたか♀ at 2007年05月29日 14:49
イヌヒさん、
坂井泉水さんとは、歳が近いからかかわいそうだけではない感情が私にわいてしかたないんだーうまく書けないんだけどね。
わたし、歳を重ねるほど・・・死にたくないって気持ちがすごく強くなってきてます。
Posted by ちゃっぴぃ at 2007年05月30日 17:52
>せさみんさん

>人の命は自分の手の中にはない
確かに仰る通りだと思います。
私達にはどうする事も出来ない
でも、その人を想う事は出来る。
うーん、難しいですなぁ。

>スイッチさん
そうですよね、運命なんてのはその人のみの道だから・・・
私は歯痒くなるばかりです。

>あしたか
「何故人を殺してはいけないか」
野坂昭如は「殺しなさい、でも君も殺される」って言ってたよ。

>ちゃっぴぃさん
それはとっても良い事だと思います。
オイラなんて、このままの道を進むのなら、35で人生を終えたいですもんね
(全力疾走して、って事で。)

生き甲斐って言葉が合うのかどうかは分からないけれども、見つかると良いな。
Posted by イヌヒ at 2007年06月04日 00:32
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