2008年08月15日

63年目。

63年目。

若い連中がオレにこう言ってくる。

 『なぁオッサンよ、"素晴らしき世界"ってどういう意味なんだよ?
 いま世界中で起こっている戦争も素晴らしいって思うのかよ?
 飢餓とか殺戮とかのどこが素晴らしいんだよ?』 

だけど、まぁ、そんなオッサンの言うことを、ちょっと聞いてみてくれよ。
オレには、世界はそんなに悪くない、そう思うんだよ。
オレが言いたいのはな、今にでも世界は素晴らしくなる、そう思って行動すれば良いってこと。
そう、愛だよ、愛。
それが秘訣なんだって。
だから、もっとオレ達が愛し合えば、色んな問題も無くならずとも減るだろうし
そうすれば世界は皆にとって、最高に良いところになるんだ。
それがこのオッサンの言いたい事なんだわな。

(by Louis Armstrong)




木々は緑に輝き 赤いバラは美しく
どれも私たちの周りで 咲いている

そして ふと思う なんて素晴らしい世界

どこまでも青い空と まっ白な雲
光りあふれる日と 聖なる夜

そして ふと思う なんて素晴らしい世界

七色の虹は 美しく輝き
行きかう人々の 顔も輝いている

友だちが手をとりあい あいさつをかわし
「愛してる」と 言っている

赤ん坊が泣いて やがて育っていく
きっと たくさんの事を 学びながら

そして ふと思う なんて素晴らしい世界

(What a wonderful world)






Posted by イヌヒ at 17:54│Comments(6)
この記事へのコメント
おじゃましまーすm(__)m 私は父が特攻隊の生き残りで、おじさんは大陸で負傷。戦いの無意味さを、惨さを聞かされました。今思うともっともっと話を聞いて若い人に話さしてあげたかった。無念です!
Posted by MILKHALLMILKHALL at 2008年08月15日 20:05
初めまして。
喜界島はアメリカへの特攻隊が出撃直前に立
ち寄った最後の地だそうですね。出撃直前地
元の女性が兵士に送った通称「特攻花」(正
式名称忘れました)が今も喜界島空港のま
わりに沢山咲いていて、生き残った隊員の方
が今も暮らしていらっしゃる…とニュースの
特集で見ました。青い空と自然豊かな島にあ
る戦争の歴史を忘れないでおこうと思いました。
Posted by あやおっち at 2008年08月15日 22:55
グッドモーニングベトナム・・・流石やな・・・しかし、↑のお話は初めて知りました。どんなに綺麗な海と山々があったとしても語り継がなくてはいけません、そこには戦争という悲惨な出来事があったことを。
Posted by タロー at 2008年08月16日 02:33
ほぐしやに来てくださるお客さんに
「特攻隊の生き残り」と
「南方の戦線で部隊のたった一人の生き残り」と
おっしゃる方がいます。

お二人とも
「あんなバカな戦争」と言います。

でも、細かな経験についてたずねると多くをお話しになりません。


ひどく傷ついている様子は伺えます、
かっての日本人の美徳で「多くを語らず」もあるのでしょう。

でも、
ほぐしやは、このような方がまだ?健在でいらっしゃるうちに、
どんどんしゃべってほしいと思っています。

でないと、戦争を起こしたことを知らない若い子がますます増えそうで、、、、
Posted by ほぐしやのぶさんほぐしやのぶさん at 2008年08月16日 21:07
>マスター
私の祖父は、満州で通信部隊に所属していたそうです。
あまり多くは語ろうとしませんでしたが。
生きてるうちに、色々と語ってもらいたかったものです。

>あやおっちさん
初めましてm(_ _)m
特攻花、正式名はテンニンギク(天人菊)という名であります。
この話も、近々アップさせようと思っております。
実際、この花の由来を知ったのは最近のことで。
島人の一人として、伝えていこうと思ってます。

>タローさん
サッチモが歌う前にスピーチしたらしいんですわ、↑を。
沖縄では、小学校の頃に詳しくやるもんですから、戦争教育を。
やはり何かしら伝え続けなければならないように思います。

>のぶさん
戦争を知らない子供達・・・酷い話です。
誰かが受け継がなければならない。過去のことではあるけれど
過去に置いてきたままではいけない。

「負けるのは分かってたのに・・・」という祖父の一言が子供心に印象に残ってます。
Posted by イヌヒイヌヒ at 2008年08月18日 01:38
たったひとりの生き残りの戦士は、どんな人やろうなぁ
勇敢な者、正直な者、は生き残れんやろなぁ

運が良かったからか。それだけかなぁ
Posted by しんいち at 2008年08月18日 13:28
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