「どんな恋でも、無いよりマシやん-。」

イヌヒ

2010年06月18日 07:39




昨日はメンズデー!!

と言うことで、帰りにシネマ5に寄って『パーマネント野ばら』を観てまいりました。
原作も読まず、一切の予習もなく。

高知の海辺の小さな町。
離婚して一人娘の「もも」と出戻ってきた「なおこ」と、その周りの人間の日常。

女性の「強さ」と、男の「意地」と。
最後に明かされる「なおこ」の秘密に驚かされ。

たくさんのユーモアはあるけれど、最後に残ったのは「切なさ」で。
終わった後の、余韻が強く残る映画でした。
帰りの車の中で、色々と繋がっていきました。
みんな、「なおこ」の秘密を知った上で、それを優しく包んでくれる。
娘の「もも」だけは、何も分からないから、受け入れられないでいる。

「あぁ、そういう事だったのか!」と。

あの片田舎の雰囲気が好きでした。
喜界島を思い出したりして。

女子的な映画だと言われますが、これは男が観ても面白いと思うよ。
この映画に出てくる男性陣の言葉や行動に、妙に納得してしまうのです。
まぁ、男性はオイラを含めて3名でしたけど。
全員独り!そしてオイラ以外の2人は60代くらい!!

いやぁ。それにしても、菅野美穂はたまらんですな!
あの甘酸っぱい表情とか、声とか、行動とか。

西原理恵子、今度借りてみようと思います。

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