最近、オイラの周りの若者が「GReeeeNがいいんですよ!」っていいます。
誰じゃそりゃ?となると、調べたくなるのが世の常で。
社会の事情には、それなりの「理由」があるわけで。
「この何が良いのか?」という事を考えてみたりするのです。
今回の対象が「GReeeeN」てわけで。
基本データ:福島県内の大学の医学部に通う4人組のヴォーカルグループ(歯学科に通ってるらしい)。
大学を卒業するまで、顔を出さないで活動をするとのこと。
ほうほう、なるほど。
※以下、箇条書き※
・ヴォーカルってのは、聖歌などに代表されるような、調和(ハーモニー)を基調とするもの。
・顔を出さないで活動をする、という所に神秘性が生まれる。
・グリーン(緑)という色は、人間の生命の色であり、信号の色などにも例えられるように、自らがそれに向かって進む特性を持っている。
歌詞について。
(ここでは、彼らの最新のシングル「愛唄」を取り上げたいと。)
愛唄/GReeeeN - 歌詞GET
ここ数年、非常に特徴的な「日本語を大切にする」と、「直接伝える」(日本におけるレゲエやHIP HOPの台頭と重なる)(これの始まりは、個人的には三木道山の「Lifetime Respect」だと。)という流れの上に沿っているものである。
私達人間は、実に様々な「面」を持っているものである。
その様々な「面」を、素直に歌詞にさらけ出す事によって、多くの人間が共感できる内容になっている。
そして、注目するのは「手を握る」という言葉。
「手を握る」という行為は、人間にとって特別なものである。
例えば、男同士二人きり、隣同士の状況で、一方がもう一方の手を握ったら・・・
それを考えると、特別なものであるというのが分かって頂けるのではないだろうか。
それらを総合すると・・・
人の心の部分に無意識に共感を与える事の出来る人たち、それが「GReeeeN」なのかもしれない。
日本人は元々、「言わなくても分かるよね?」って文化を持ってる人たちなのですが。
それが少なくなっているような気がして、危惧しておるところであります。
次回は・・・(あるかどうか分からないけれども、ネタが無くなったら)
久々のCDミリオン&着うたダウンロードが歴代1位になった
宇多田ヒカルの「Flavor of Love」について、その魅力についてお話しようかな、と。